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てれドラぶろぐ

テレビドラマ研究家の管理人が語るドラマなどの話題

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「特撮」は「撮影」なのか「美術」なのか

 ページ作者は日々、テレビドラマデータベースにドラマをどんどん登録する作業を行っています。
 そんな作業の中で、どうも悩ましい事柄があったりします。

 その一つが特撮スタッフをどこに記載するのがベストなのかという悩みです。
 ドラマデータベースに入力する際、「特撮スタッフ」を「撮影」「美術」のどちらに記載するかが悩ましいところだったりします。
 カメラの機構を使って二重撮影などを行う、あるいはスクリーンプロセスのような、1970年代以前から存在してきた、そんな程度の「特撮」なら、そのスタッフを「撮影」の欄に記載して間違いないと思えます。

 ところが最近の「特撮」はそんなレベルではないのですよね。
 最近のCG処理やビデオ合成などの「特撮」は、むしろ「美術」に近い領域のように映ります。映像的に「描いている」という感覚です。どうみても「ペイント」作業に近い、絵心をもってやらねばならない、アニメーションの美術に近い作業ではないでしょうか。
 そうなると、いつのまにか「特撮」の中身が「撮影」的なものから「美術」的なものに変化してきているということになりそうです。
 といいますか、いつか近い将来、アニメと実写はほとんどニアリーな世界になっていくように思えるわけです。
 しかし、だからといって内容毎に「特撮」スタッフを「撮影」と「美術」とに記載を分けて記載するのも難しいです。そんな細かくわけたとしてもかえって分かりにくいだけとも思えるからです。したがって現在は一律に「撮影」欄に記載しています。
(ただし、例えば、空を飛ぶ飛行機をミニチュアで実際にピアノ線で吊って飛ばす、「操演」と呼ばれる作業は明らかに「美術」なのでそちらに掲載しています。また、より原始的な特撮ともいえる「視覚効果」と呼ばれる作業に従事するスタッフは「美術」の項目に記載しています。)

 一方、テレビドラマデータベースはテレビアニメーションも収録対象なのですが、アニメの「CG」スタッフは「美術」の欄に記載しています。これはセルアニメにおける「美術」領域の作画作業が「CG」に置き換わったと判断できるためです。

 これらの結果、現状のドラマデータベースでは、実写ドラマの「CGスタッフ」は「撮影」の欄に記載され、アニメの「CGスタッフ」は「美術」欄に記載されるという不整合が起きています。
(ただし、「実写」ドラマでもタイトル表示にかかわる「CGスタッフ」は「美術」蘭に記載しています。)

 まぁ、このあたりはどうしようもないことかと思ってはいるものの、日々のドラマデータベースの入力作業の中ではどうにもちょっと割り切れない思いを抱いているわけです。

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