てれドラぶろぐ

テレビドラマ研究家の管理人が語るドラマなどの話題

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「AERA」で『Q10』の脚本家・木皿泉さんの素性が明かされています。

 10月期のドラマ、見始めてますけど、『Q10(キュート)』(日テレ)、『SPEC』(TBS)あたり、なかなかイイ感じの導入部です。『PERFECT REPORT』(フジ)や『黄金の豚』(日テレ)、『セカンドバージン』(NHK)あたりも、楽しんで視聴できています。これに前クールから継続する『龍馬伝』(NHK)を加えた作品が今のところの注目銘柄といったところであります。
 あ、『フリーター、家を買う』(フジ)、『獣医ドリトル』(TBS)、『水戸黄門』(TBS)はまだ視聴していません。
 まぁ、導入部の1~2回程度では出来映えを云々できませんのでもう少し回を追っていく中で言及して参りたいと存じます。

 というわけで、最近手にしたドラマ関係の書籍・雑誌の紹介を続けて参りましょう。

 とりあえず次号が明日出てしまうので、今日中に入手しないと手に入れるのが面倒になりそうであるため前倒しでご紹介したいのが「AERA」10月25日号(朝日新聞出版)です。

 「AERA」といえばよく知られた一般のニュース誌。私も同誌の創刊当初数年間定期購読していました。「朝日ジャーナル」に慣れていた者にとっては朝日新聞のイメージをちょっと変える、軽いオドロキがこの雑誌にはありました。この雑誌の面白いところは日々のニュースの裏側を端的にしかもディープに掘り下げ、しかも1~2ページぐらいの量にコンパクトにまとめてくれているところ。しかも割とそれを書くために手間ヒマをかけているような重みを感じさせていました。(最近は読んでませんでしたのでどうか知りませんが)
 ただ、いい紙を使っているせいなのか、ものすごく重いのですよ。自室の棚が荷重に耐えられるのか心配になって購読をやめたというすごい雑誌です。

 ま、そういう雑誌である「AERA」ですが、今号がドラマ好きにとって注目なのは、同誌の定例企画である「現代の肖像」に脚本家の木皿泉さんが登場しているからなのです。

 木皿泉さんといえばご存知の通り、小林聡美さん主演の『すいか』(2003、日テレ)で注目され、向田邦子賞などを受賞。さらに『野ブタをプロデュース。』(2005、日テレ)、『セクシーボイスアンドロボ』(2007、日テレ)などを発表。現在の10月クールでは『Q10(キュート)』(2010、日テレ)が放送中の脚本家であります。

木皿  泉 - テレビドラマ人名録 - ◇ テレビドラマデータベース ◇

 ご存知の方も多いことでしょうが、「木皿泉」というのは妻鹿年季子(めがときこ)さんと和泉務(いずみつとむ)さん、お二人の脚本家の合同のペンネームなのですね。

 独特の味わいをもった作風で、根強いファンを持っていらっしゃるわけですが、ドラマ作家としては寡作に属する方です。しかもなぜか日本テレビの河野英裕プロデューサーとだけ組む作家となっています。
 いったいどういう人なのだろう?と長年、ドラマ好きの間でも謎だったのです。それが、この「AERA」で一気にベールを脱いだような感があります。
 「なるほど、そういう事情だったのか」と思えるのです。なぜ寡作なのか。なぜ日テレの河野氏だけと仕事しているのか。木皿泉さんが書くドラマ世界が実に淡々としているのと対照的な生き様をたどってこられてきたことが分かります。こういう現実を生きているからこそ到達できる世界が、木皿さんの作品の底流に流れているのかも知れません。そこに軽いオドロキを感じてしまう次第です。
 たった5ページほどの掲載ですが、なかなか重い。
 木皿泉さんのドラマをちょっと本気で語りたいと思う人ならぜひ知っておいて欲しい記事であります。
 執筆は島崎今日子さんです。

 ちなみに木皿泉さん、最近、エッセイも出版されています。「二度寝で番茶」(双葉社)という本でして、こちらも手に取ってみましたが、ちょっと読み手を選ぶような感じが漂っていてまだ読み始めていません(笑)

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