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てれドラぶろぐ

テレビドラマ研究家の管理人が語るドラマなどの話題

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NHKが受信料不払いに強制執行

 私がスペイン旅行を続けている間にも、日本では当然ながらテレビあるいはテレビドラマをめぐるいろいろな出来事が起きていたようです。スペインからもブログ更新していたものの複雑な話題はなかなか取り上げられませんでしたので、やや時機を逸した書き込みも混ぜつつ、記録的見地からも言及しておきたいと思いますので、何卒お許し下さい。

 その一発目の話題がコレ。NHKが受信料を払っていなかったところに強制執行をかけたというニュースであります。

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http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100903/biz1009031928021-n1.htm
産経新聞「MSN産経ニュース」より引用

NHKが初めて強制執行で受信料回収
2010.9.3 19:26

 NHKは3日、受信料の支払い督促に応じないため東京地裁立川支部に強制執行を申し立てていた東京都内在住の1人から、未払い額の一部を回収したと発表した。回収額は明らかにしていない。強制執行による受信料回収は初めて。
 広報局によると、7月9日に財産の差し押さえを行った。全額は回収できず、今月3日になって残額の支払いが確認できたため、強制執行の申し立てを取り下げたという。
 NHKは5月、支払い督促に応じない5都府県の5人を相手取り、各地裁に強制執行を申し立てた。このうち4人は支払いに応じたため申し立てを取り下げていた。5人の滞納額は総計約48万6千円で、滞納期間の最長は54カ月だった。
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 NHKの受信料をめぐっては残念ながらあまり興味をもっていない面があります。というのも大昔から我が家はNHKの受信料を払ってきたからなんですね。親が払っていたゆえ、今でもそのまま継続して私の世代になっても払っている訳なのです。
 ただ、以前からNHKの受信料を払わない人たちというのが存在していることは知っていました。1986年に大学生になって朝日ジャーナルを読むようになると、本多勝一さんという朝日新聞の記者(当時)が不払い運動をやっていることを知りました。朝日文庫から「NHK受信料拒否の論理」という本も出していた記憶があります。あるいは先日亡くなられた作家の井上ひさしさんも以前何かのエッセイでNHK受信料を拒否されていたことを書かれていたような記憶があります。井上さんの場合、受信料を払わないのにNHKの番組には出演されたり、脚本を執筆されていたということになるのでしょうか。そして井上さん当人の追悼番組までNHKはオンエアしたということになるのでしょうか。

 まぁ、このあたり、経済事情から払いたくても払えない人から、単にカネがもったいないという人、社会運動な観点から敢えて支払っていない人まで、様々なのでしょう。前述の本多氏や井上氏というのは三つ目の理由でしょう。

 さて、そんな流れとは別に、最近のNHKの番組はかなり面白くなってきていますよね。とりわけドラマが面白い。明らかにドラマなど娯楽系番組の強化に乗り出しています。
 これはいったいどうしたことでしょうか。
 いずれこのあたりはキチンと精査してみたいと考えていますが、現時点で雑然と私なりに考えるのは、これは受信料の不払い問題と無縁ではないだろうということです。

 具体的には4年ほど前のNHK受信料制度の改革の議論が契機になっているような気がしています。あのとき、受信料制度を維持せずWOWOWやペイテレビのような料金体系にすればいいという議論が出て来たように記憶しています。見たい人だけ払えばいいではないか、という主張が結構、大手を振って出てきたのです。そのとき世論もさほどNHK側を擁護しなかった。あれをNHKの上層部は深刻に受け取ったのではないでしょうか。NHKとしてもキチンと娯楽番組にも力を入れ、まずはNHKを見てもらわなくてはならない、という考えが幹部のみなさんの間に定着したのではないか。

 その結果が、今の面白くなったNHK、なのではないか。おかげでテレビドラマが最も面白いのはNHKではないか?という時代が到来しているような気がするのです。

 NHKというのは、まぁ、公立図書館みたいな存在ではないかと思っているのです。図書館が購入する本は一般受けする本ばかりではありません。能や歌舞伎や自然科学の、高価なわりに内容が難しくごく少数の人しか読まない本も購入しています。でもそういう本を読まないからと言って市税の一部を納めない、なんて誰も言わないはずなのです。
 それに、まぁ、これだけ面白いドラマをたくさん放送してくれるのなら受信料を払ってもいいのではないかと私は思うわけなんですけどねぇ。どうでしょう?まぁ、そりゃ、払わなくてイイのなら払いたくはありませんが。
 まぁ、ただ、もし強制執行をするのなら著名人からやって欲しい気はしますけどね。まさか井上ひさしさんが亡くなられたから強制執行という手法をとり始めた、というわけでもないのでしょうけど(笑)

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