てれドラぶろぐ

テレビドラマ研究家の管理人が語るドラマなどの話題

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野島伸司さんの「技術」で見せている『GOLD』(フジ)

 ページ作者は海外旅行中で、先日来、ちょっと短く、お気に入りの7月期ドラマを語っています。

 続いては『GOLD』(フジ)。
 ちょっと微妙です。お話の「主・本線(しゅほんせん)」がどうもはっきりしない。
 どういう着地点を目指して展開しているのかが見えない。結論が見えないのはある意味、先が見えない面白さとつながるはずなのですが、そもそもどこを走っているのかが見えないのがちょっと心配であります。

 ですが、さすが書き手の野島伸司さんの腕前でしょうか。あちこちに視聴者がドラマ視聴を続けさせる「仕掛け」を挿入している。まずは長澤まさみさんのあのキャラ。本来主演級の長澤さんが脇役でしかもドラマの主本線には直接絡まない、狂言回しのような役割。時に発する、「そんなぁ~」という、ふにゃふにゃした常套句が案外、心地よく、天海祐希さんの毅然とした理路整然とした独特の論理展開も案外、「ほぅ~」とか「なるほどねぇ」と感心させられたりもする。
 そしてよく注意していないと気づかないほどの巧妙な作劇のテクニックが散りばめられていて、飽きさせません。そのテクニックを味わうのが最大の楽しみなのかも知れません。
 ですが、まぁ、ドラマとしてはやはりそれだけではダメなはずで、そろそろこのドラマも後半ですから作品としての骨格を見せてほしいものだと、思うところであります。

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