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てれドラぶろぐ

テレビドラマ研究家の管理人が語るドラマなどの話題

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『ありふれた奇跡』で気になる微妙な性の問題

 今日はちょっと微妙な話をします。そのつもりでいてください。

 『ありふれた奇跡』、当初奇異に映った、ヒロイン・加奈(仲間由紀恵)などの言葉遣いですが、後半になってようやくしっくりきています。
 ただ単に慣れてしまっただけなのかも知れませんが(笑)

 それにしても、ドラマは主人公の男女がなかなかくっつかないです。
 何かこのくっつかない理由がどうにも微妙なものを感じてしまうのです。

 始まった当初、女性側の加奈(仲間由紀恵)が、恋人同士になろうとする男・翔太(加瀬亮)に対してゆるやかな抵抗を示しました。それに合わせる形で翔太も彼女の意向にあわせる態度で恋人にならないと言いだす。
 翔太は加奈が好きだから、話をあわせていたのだろうか。

 いや、話を追っているうち、どうもそうでもなさそう、という気になってきます。

 物語の途中から加奈が「子供が産めない身体」ということが明らかになる。昔、妊娠して中絶手術に失敗してそうなってしまったという。

 なんやかんやあって、前回は、加奈が「はじめて出会ったようにデートしたい」と言いだして、翔太と会う。で、加奈はホテルを予約していることを明かし、暗に翔太との結びつきを求める。
 ところがここでまたもや翔太は加奈の誘いを断ってしまうのでした。

 これって何なのでしょう?

 翔太は、断った後、加奈にメールを送り、なぜ断ったのかを加奈に説明しています。
 それによれば、加奈が翔太をホテルに誘ったのはこれで関係を持ってそれっきり別れてしまおうと思っていたからだ。だから拒絶したのだ、という。

 う~む。こういう額面どおりの理由を我々はそのまま翔太が断った真意と理解していいのでしょうか。

 これはどうにも私には、翔太が実は女性経験がないのではないか。それが断っている原因になっているのでは?とどうしても思えてしまうのです。
 一方の加奈は中絶経験者であることが明らかになっていて要するに男性経験があるということになります。要は、女性未経験の男が、萎縮してベッドインを恐れているように見えて仕方ないのですよ。


 そういう「読み」が山田太一の真意とも思えませんが、しかし見ているとどうしても翔太の悩みみたいなものは実はそんなことみたいに見えてしまうのです。
 できれば、そういう疑念を視聴者である我々に生じさせないように例えば翔太には昔、彼女がいたとか、そういう話題を入れておいてほしいのです。その方面に巧妙な脚本家ならそういうエピソードをさらりと入れ、視聴者がそういう下世話な読みをしないように配慮してくれることもあるように思うのですが、今回の作品ではそういうのがありません。。
 どうもこれまでに恋人がいたような気配がないですし、しかも昔対人関係で心を病んでしまったそうだし。女性未経験である可能性がぬぐえないでいます。

 そうじゃないのかどうなのか。そこがハッキリしないのですよ。
 これはテレビドラマだからそういう性の話題とは無縁なのか。作品の本質を大きくミスリードしてしまいそうで困ってしまっているのです。

 いや、しかし女装趣味の父親だとか、浮気する母親だとか。あるいは、陣内孝則だって加奈(仲間由紀恵)に襲いかかろうとしていたし、ドラマの背景に性の問題を随所に描いているわけで、無縁とも言い切れないのです。

 どうかこのあたりをハッキリさせてほしい。
 山田太一さま、翔太(加瀬亮)はナゼ加奈を拒絶しているの?
 それは童貞の問題とは無縁ですか(笑)

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仲間由紀恵新発見

何気にはまってる仲間由紀恵。インターネットには沢山の仲間由紀恵に関連したブログ...

仲間由紀恵 2009-03-12 (Thu) 07:39


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