てれドラぶろぐ

テレビドラマ研究家の管理人が語るドラマなどの話題

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業界ズレした勘違い野郎のドラマ批評

 テレビドラマを語る人は多いです。
 電車に乗ってても会社でも学校でもドラマのことなら誰でもそれなりに語っていたりします。それだけ日常的な存在なわけです。だれでもスイッチをひねると接することができる。誰にでも取っつきやすい大衆性がそこにはある。従って誰でも簡単に語れるように思えてしまうのでしょう。同じようにネット上でもありとあらゆる人がドラマのことを語っています。

 例えばブログやら2ちゃんねるを見回してみますと、毎年たくさんのテレビドラマを見ていることをほのめかしつつ語る人もいます。一方、日ごろはまったく無関係のブログを運営している人がごくたまに見たテレビドラマの話題を語っていたりします。
 で、後者のようにごくたまにドラマのことを書いた文章に案外、心に響く内容のものが多いから不思議です。

 一方、前者のテレビドラマをメインテーマに据えたようなブログや掲示板の文章には何通りかのパターンがあるようです。

 まず、ごく普通にテレビドラマが好きで日ごろたくさんのドラマをみてその見た気持ちを語っている文章。これはそれなりに面白いです。それなりに個性があって、面白い内容のものも多い。

 ところが一方でどうにもつまらないドラマ関係の掲示板やブログがあります。
 それは業界人でないくせに異常に業界っぽい雰囲気でドラマを評価する人たち。
 「こうすればもっと視聴率がとれるのに…」とか、「もっとここで盛り上げないと視聴者はついてこない…」など、書いている本人が「面白かったのかどうか」ではなくもっぱら「こうすればもっと視聴率がとれるのに」などという視点でドラマを分析しているのです。自分自身をさらけ出すことなく第三者的な高い立場から「高い視聴率を取るためには」という視点でドラマを評価しているわけです。
 これは非常につまらないです。正直申し上げて、そんな分析はむしろテレビ屋さんの分析や、日経エンタテイメント誌に任せておけばいいのです(笑)

 見た自分自身がそのテレビドラマを見て面白かったのかどうなのか。どれほどの意味がその作品にあったのか。こういうことを語ることが大切ではないかと思うのです。
 中途半端に業界ズレした人の文章ほどつまらないものはないのです。で、案外、ネットではこういう勘違い野郎がテレビドラマ評論を高飛車に語っていたりするわけです。
 例えば妙に訳知り顔で、「○○○○という演出家のドラマは、ここしばらく低視聴率ばかりが続いている。そろそろ焼きがまわったな」とか、テレビ局の人事事情ばかりを知ったか顔で語る連中。こういうのはホントにつまらないです。

 これは他山の石としなければなりません。私はなるべく自分自身が面白いと感じたかどうか。これを批評の軸に置くようにしています。世評との相関関係で作品価値を判断しないように心がけているつもりです。
 むしろ平板な悪いところのなさそうさいかにも批評家受けすることを狙って作っている作品には冷たく接するようにしているつもりです(笑)

 とはいえ、この日記を見返してもたまに業界寄りの視点が顔を覗かせているわけです。それ自体は悪いこととは思わないのですが、やはり肝心の「誉める」「誉めない」あるいは「けなす」という、個々の作品に対する基本スタンスについてはそういうつまらない論理とは無縁のところで判断したいと思うのです。

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