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小品のホロッとした『相棒』もいいっす

 なんだか花粉が飛んでますね。今週の月曜あたりからでしょうか。鼻がグスグスいって困ります。
 そんな中、1月クールのドラマもそろそろ終盤にさしかかりつつあるように思います。
 今クールは視聴しているドラマが多いです。『銭ゲバ』『ありふれた奇跡』『ラブシャッフル』『キイナ』と、この日記上で書いたドラマ以外にも『ヴォイス』『本日も晴れ。異状なし-南の島 駐在所物語-』『神の雫』を視聴中ですし、その他のドラマについても『トライアングル』あたりは録画中ですのでいずれ一気に見るつもりです。
 あ、『非婚同盟』も1話から録画済みで冒頭の数話は視聴済みですが、そんなに面白いですか?これを誉めている人がたまにいますが本気ですか?居直ってませんか?(笑)

 さて、そんな今クールのドラマ群とは別枠のような意識で見ているのが『相棒』です。

 亀山(寺脇康文)がいなくなった『相棒』ですが、ちょっとボルテージがダウンしたかと心配しましたが、普段ならできそうにないお話を中心に構成されているようで前回の『相棒』の第15話「密愛」は、岸恵子さんを起用して少人数の恋愛劇として良くできていました。
 今回の第16話「髪を切られた女」は一転して映画に賭けるヤツドウ屋さんの熱情が伝わってくる、ホロッとするようなお話でありました。



 報われるとは限らないことに命を賭けて頑張るところに映画づくりのはかなさがあるわけで、このお話を東映のスタジオで撮っているゆえに味わい深いわけです。同じように近代的な装いの撮影所でもテレビ屋さんのスタジオ、例えば緑山スタジオ・シティではこんな侘びしい雰囲気は出ないのです(笑)

 『相棒』で映画を扱ったお話といえば思い出すお話があります。そう、第5シリーズの第19話「殺人シネマ」。「僕はこの映画を見ると、いつも思います。人生とは生きるに値する、素晴らしい物であると」…映画を見終えてふと口にする右京(水谷豊)のこんな台詞に映画に対する愛があふれていたように思います。
 詳しくはネタバレになるので書きませんが、今回もこの「殺人シネマ」と似たような事情をかかえる老いた映画監督が出て来ます。普段は威勢がいい秋野太作が珍しく抑えた演技でこれを演じています。どこかカツドウ屋さんの映画に向けた愛が伝わってくるのですよねぇ。これは東映が作っているからこそただよう味わいなのだと思う次第です。

 『相棒』の人気がここまで広がるのは、土ワイ時代からプッシュしてきた私としては嬉しいかぎりなのですが、メインキャストがごく少数という点が弱点だと当初からメインライターさんたちは語っておられて、様々なパターンのお話を作ってマンネリを防ぐようにされていたようです。そのため、今では『相棒』といえば非常に豊富なバリエーションがあります。やたらと大がかりな犯罪ものだったり、巧妙なトリックものだったり、あるいは『ありふれた殺人』のような警察内部の不正だったり。
 こうして様々なパターンが楽しめるようになったわけですが、私は昔から『相棒』については、こういう小品が好きですねぇ。前述の『殺人シネマ』以外では、『この胸の高鳴りを』『殺しのカクテル』『琥珀色の殺人』『アゲハ蝶』あたり。あるいは今、すぐには思い浮かびませんが、他にもたくさん珠玉の小品の傑作があるわけで何度見ても心に残ります。

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