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てれドラぶろぐ

テレビドラマ研究家の管理人が語るドラマなどの話題

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書評「自由死刑」(島田雅彦:著)

自由死刑 (集英社文庫)自由死刑 (集英社文庫)
(2003/01)
島田 雅彦

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2003
集英社文庫
島田 雅彦:著

 今年の1月期に放送されたドラマ『あしたの、喜多善男』。視聴率的には芳しくなかったこのドラマですが、個人的には1月期を代表するドラマの一つ、と見ております。
 で、この島田雅彦の「自由死刑」がこのドラマの原案だったのですね。私がこの小説を手に入れて読んだのもこのドラマが気に入っていたからなのでした。
 「原作」ではなく「原案」だという理由は読んで分かりました。ドラマ版は、主人公が数日後に自殺することを決め暮らしていくプロセスを描いているという点、主要な登場人物の基本的な設定のようなもの、この2点が同一であとは部分的な描写での参照はあるもののドラマ版はまったく違う動きをしていったわけですね。ですから原作ではない、ということなのでしょう。

 で、読後感なのですけど、率直に申し上げて「ドラマのほうがよかった」という印象です。とはいえ、これはドラマを先に見た者の感想に過ぎません。最初に小説を読んでいたのならもっと好感度だったのかも知れません。ですがやはりこちらの小説は夢も希望もないラストなんですね。
 まぁ、すらすらと読めたという点、一応、飽きさせず最後まで興味を持続させて読ませてくれたという点は評価したいところでありました。

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