てれドラぶろぐ

テレビドラマ研究家の管理人が語るドラマなどの話題

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

書評「普通の人がこうして億万長者になった」本田健著

本田 健
講談社
2008年4月17日

 億万長者の人というのは一般の人とどこか違うのか。その思考方法、生活スタイルなどを詳細なアンケートをもとに分析した著書。本書の中でも言及されているとおり、アメリカで出版された「となりの億万長者」の日本版というおもむきです。
 これは功罪相半ばするのではないかとは思いますが、アンケートの内容については巻末に付されているものの、その結果については少なくともこの文庫版には一切明らかにされておらず本田健氏のフィルタを通した分析で紹介されていくというスタイルです。結果として結論はおよそこれまでの本田氏の著書を読んできた人なら予想の範囲内の結論でおさまっているわけです。
 あと、これはもう少し本調査の限界として大きく明記していただきたかったのですが、本書は年収上位者のデータをもとに億万長者を選定してその人たちにアンケートを行っているので、年収が必ずしも大きくない億万長者のひとびと。いわゆるキャピタルゲインの増加によって含み益が増え億万長者になった人の声があまり大きく反映できていない点が惜しまれます。長年、株式を保有してきた創業者というケースで上場による含み益が積み上がっているような人のような層が反映されていないところはやや惜しまれるところではないでしょうか。
 ま、いろいろ書きましたが、一読する意味はありそうな著書であります。一番見事だったのは、億万長者に憧れを持つ庶民の感情を巧みに利用しつつこういう書物を書いてヒットを飛ばし大儲けして億万長者の道を歩んでいる(ひょっとしたらもう入っていそうな)本田健という人の才覚ではないか。そういう感を抱いたりいたしました(笑)

普通の人がこうして億万長者になった――一代で富を築いた人々の人生の知恵 (講談社+α文庫 (G166-1)) (講談社プラスアルファ文庫)普通の人がこうして億万長者になった――一代で富を築いた人々の人生の知恵 (講談社+α文庫 (G166-1)) (講談社プラスアルファ文庫)
(2008/04/17)
本田 健

商品詳細を見る

PageTop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。